【登山】防寒具不足で断念;強風に煽られる秋の宇賀渓~竜ヶ岳ハイキング

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こんにちは!妻のMEMです。
先週末はアウトレットへ登山用品を見に行く予定でしたが、夕方のニュースで明日は絶好の紅葉日和♪と言っていたのを聞いて、急きょ登山へ計画を変更しました。金曜の夜に飲み会から返ってきた途端「明日は登山にしたから早起きで!」と一方的に告げられた夫…。ごめんね。

◆宇賀渓駐車場(有料)で登山届提出&地図入手

宇賀渓観光案内所駐車場は入山料込1台500円です。手前に無料駐車場がありますが、入山料が1人200円かかります。駐車場にあるお手洗いは簡易水洗でキレイでした。
観光案内所で登山届を提出します。とにかく遭難が怖い私たちは、登山届の管理がきっちりされていると、遭難の可能性が高いのかとドキドキしてしまいます;
山地図を持っていきましたが、カラーの地図をいただきました。

◆遠足尾根コースは歩きやすいもののハード

竜ヶ岳は1.遠足尾根コース 2.金山尾根コース 3.中道尾根コース 4.表道コース 5.裏道コースがありますが、豪雨の影響により、遠足・中道・表道の3つのコースから選ぶようにとHPに書かれていました。最新の情報はHP(リンク)でご確認ください。
私たちは登るのに技術を必要としない遠足尾根コースを選択しました。

◆靴擦れで歩行速度が急激にダウン;

初心者でもOKな遠足尾根コースですが、とても急な登りです。階段はあまりなく、斜面をずっと登っていく感じです。これはハイキングではなくまさに登山と感じられ、最初は楽しかったのですが、トレッキングシューズを買い換えてから急な登りの山は初めてで、ずっとかかとが擦れ続けるので、2人とも靴擦れをしてしまいました。
絆創膏を持っていなかった私たちは、かかとの痛みをこらえ、ひょこひょこ変な歩き方でよじ登るように進みました。トレッキングシューズは固いので、靴擦れするとめっちゃ痛いです。

◆山頂手前の吹き飛ばされそうな強風

急な上り坂を抜けると、景色が開けて緩やかな上り坂になります。振り返ると平野と鈴鹿山脈が一望できます。写真では伝わらない素晴らしさです。

竜ヶ岳景色

歩きやすい道になり、かかとの痛みも一時的に忘れたのですが、もの凄い風の音が聞こえてきます。巨大ハリケーンの中にいるかのようなゴウゴウとした風の音。
強風で木がなぎ倒されたり、曲がってしまったりしており、いつも強風が吹いているということが分かります。

竜ヶ岳倒れる樹

遠足尾根・裏道分岐を抜けると風が増々強くなり、持っている防寒着をすべて着込みました。後ろを歩いていたご夫婦も同じ場所で着込んでいました。私が持っていたのは、フリース・レインウエア・ダウンのみ。ポカポカ陽気だったので、正直なめていました。下半身がとても冷えてきました。
遠足尾根・金山分岐からの急な登りは風を避けるものが何もありません。離れたところからみていると、雲が凄い速さで通り抜けるのが見えるほどです。登り始めるとすぐに風に煽られてふらつきました。急な登りなので、かかとの靴擦れが痛くて踏ん張りがききません。
このままでは怪我をする恐れがあり、そうなった場合防寒具が足りないと考え、頂上まであと40分というところで断念することにしました。

◆反省

今回は反省ポイントがたくさんあります。天気だけを気にして強風のことを考えていませんでした。那須で強風により登山を断念した経験があったのに;←リンク
防寒具はボトムスもきっちり用意していくべきでした。防寒具は使わないことも多いですが、きちんと持っていきましょう。竜ヶ岳は風が強いことが多いそうです。
また、絆創膏は必須です。以前転んで使ったきり補充するのを忘れていました;

登り甲斐があり、景色も素晴らしいので、近いうちにリベンジしたいと思います。

Posted by 管理者KUN