【新城】おばあちゃんが切り盛りする五平餅屋さん

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こんにちは!子供の時からみたらし団子よりも五平餅派のMEM(妻)です。
豊田や岐阜など色々なところで五平餅を食べてきましたが、とびっきりおいしい五平餅屋さんを見つけたのでご紹介させてください。

1.田舎茶屋 まつや

新城市の温泉街にある風情ある木造のお店です。大人気店で常にお店の前には人がいるので写真は撮れませんでした;
店内は小上がりのお座敷席が6つ。田舎におばあちゃんはいなかったけど、いわゆる田舎のおばあちゃんちに来たような雰囲気です。店内には所狭しと手作りのお土産屋さんが並んでいます。店内で食事する場合は、お手拭きと暖かいお茶を出してくれます。

2.お米がおいしい五平餅

一般的に五平餅というと平べったい俵型か、お団子が3つ並んだようなものですが、こちらの五平餅はふっくらと分厚い『しゃもじ型』。触感が残るように熟練の技でお米が潰されています。
炭火でじっくりと焼かれた五平餅は、外は香ばしく、中はふっくらとしています。五平餅はタレの味が決め手だと思っていましたが、五平餅本体?お米のおいしさがとても大切だと実感しました。
もちろん甘辛いタレも濃厚でとてもおいしいです!タレのレシピは秘伝中の秘伝で、お店で働く人も一部しか配合を知らないそうです。お土産用の真空パックの五平餅はありますが、タレ単品の販売は絶対にしないそうです。
五平餅の下には割りばしでつっかえがしてあり、五平餅がべちょっとお皿につかないようにしている気遣いも感じられます。

3.元気で愛嬌いっぱいのおばあちゃん

こちらで働くのは地元のおばあちゃんたち。「すみません」と何回呼んでも気づいてもらえなかったり、注文を忘れたり、おしゃべりの声が大きかったりもご愛敬です(笑)。いつまでも元気に働いていてほしいですね。

4.日本で2番目においしい?

まつやさんの触れ込みは「日本で2番目においしい五平餅」です。なぜ2番かというと、お母さんが作る手作りの五平餅が、その人にとっての1番だからという理由だからだそうです。五平餅はお土産という認識でしたが、この地域では子供のおやつに五平餅を手作りする家庭がまだ残っているそうです。
私は1番おいしい五平餅だと思いました。そう思っている人は多いようで、五平餅を食べるためだけに2時間バイクを飛ばしてきたというバイク乗りの方もいらっしゃっていました。(私は登山の帰り道です…)

5.メニューじゃなくて?

各テーブルにはメニューがありません。「ご注文はお決まりですか?」と聞かれて何があるのか分からないのでとりあえず五平餅だけ頼みました。店内を見渡してみると、メニューが置いてある席は一つもなく、壁に一か所貼ってあるのみです。
メニューは五平餅(280円)、味噌田楽(260円)、うどん・そば(各630円)です。
メニューの代わりに席に置いてあったのがこちら。『18歳と81歳の違い』
思わず笑ってしまいました。うまいですね。見にくい!という方はぜひお店に行って読んでみてください。

6.近くには足湯も

まつやさんから徒歩3分ほどのところに温泉スタンドがあります。100ℓ100円だそうです。安い!100円で家族全員温泉を楽しめるなんて素晴らしい!ただ100ℓ持ち帰れるタンクを持ち合わせていないので残念;ポリタンクをお持ちの方はぜひご持参ください。
無料の足湯もあります。薄緑色の濁り湯です。こちらも他のお客様がいらっしゃったので写真は残念;足湯の中ではトップクラスに狭いのは覚悟ですが、登山後・運転後の足の疲れが取れるのでぜひ立ち寄ってみてください。

7.店舗情報

◆営業時間 9:00~17:00
◆定休日  金曜日
◆電話番号 0536-32-0819
◆住所   愛知県新城市豊岡字滝上59-8
◆地図   
      



Posted by 管理者KUN