就活がうまくいかない人へ。転職で挽回は可能だから今は気にし過ぎないで
こんにちは。妻のMEMです。
就職活動がうまくいかず、辛い思いをされている方の気持ちが少しでも軽くなればと思い、今回は私の経験を少し書かせていただきます。
私が就職活動をしているとき、周りでも苦しんでいる人がたくさんいました。
私は苦しまなかったかというと、苦しむ前にやめました。
会社説明会へ行くために、受付開始時刻前からずっとパソコンの前に張り、オープンと同時に申し込んだはずなのに、すでに受付終了。
大企業では明らかに大学フィルターがかかっています。
それなのに一生懸命頑張るのに嫌気がしました。
私はESを提出するのは10通まで、それでダメだったら公務員試験の勉強をするなり、農業をやるなり、別の生き方を考えようと決めました。
10通というと、少ないと驚かれますが、エントリーシートを作成するのに数時間かかることを考えると、10通でも数十時間かかることになります。
たくさん書くことで質を落とすよりは、丁寧に書くことを意識しました。
また、企業名に踊らされず、会社説明会などで、少しでも肌に合わないと感じた会社はESを出すことすらしませんでした。
私がそう感じるということは、先方もそう感じるということでしょう。就活はよくお見合いに例えられますから。
そもそも、みんな内定を複数の企業からもらっていますが、そんなに内定が必要ですか？
どうせ一社しか行けないのだから、一社あればいいと思うのです。御社が第一志望ですと言いながら、内定辞退の電話を入れるのはかなり心苦しいものです。
私はES提出が9通、面接まで行けたのが3社、後がないような状態でしたが、ダメだったら別の生き方を考えると決めていたので、面接でもリラックスして受け答えが出来ました。
最終面接で「うちを落ちたらどうするつもりなの」と聞かれ、「就活やめて農業でもしようかと思います」とひょうひょうと答えたのを今でも覚えています。
そしてこの5年後、私は転職を決意します。
給料もそこそこですし、ホワイト企業だとは思うのですが、もっと上を目指したいという野心があったからです。
転職活動は、こういったらなんなのですが、就職活動の100倍楽です。
なぜなら、ESを作成する必要がないからです。
転職活動では『職務経歴書』を1通作成して、それを応募したい会社にばらまくだけ。
仕事をしながら反応を待つだけです。
野心ゆえに私は大企業だけを狙いました。
すると、就職活動では会社説明会すら行くことが出来なかった大企業数社から連絡があり、結果的に就活の時にとても行きたかった会社から好待遇（現役でその企業へ就職していたらもらえないくらいの高給）での内定をいただくことが出来ました。
職務経歴書提出から内定までわずか3週間です。
転職活動については別の記事で書きますが（別でしたいことを見つけてしまい、内定を辞退）、この記事でお伝えしたいのは、今就活で苦しんでいる方は、少し肩の力を抜いてみてほしいということです。
日本で餓死する人はまずいません。何とか生きていけます。何かしらかの仕事は見つかります。
ES書くのをやめてテレビを見てみてください。
会社員にならずに色々な生き方をする人がいます。自営業、フリーランス、起業、副業で旦那様より稼いでいる主婦、ユーチューバー。行き方は無限です。
希望の会社に入れなくても落ち込まないでください。
今ご縁があった会社で精いっぱい頑張ってください。
転職のための力をそこでつけさせてもらえばいいのです。
終身雇用の神話は崩れつつあります。
転職は決して悪いことではありません。
目先ではなく、少し遠くをみてみてください。
幸運をお祈りいたします。