【奈良】6年暮らした私がお勧めするお金をかけずに一日楽しむ観光コース
こんにちは!妻のMEMです。
奈良というと、修学旅行以来…という方が多いのではないでしょうか。
私が「奈良に住んでいました」という話をすると、決まってそう言われます。
京都には何回でも行くのに、奈良はとても地味。でもとてもいいところなのです。
私は奈良を離れて5年経ちますが、毎年一度は訪れています。奈良に6年住んでいた私が
お勧めする奈良一日満喫コース
を一つ紹介します。
私がお金がないけど奈良に行きたいときに行くコースです。
出発地:近鉄奈良駅
駅の地下へ入ってみてください。ぜひ食べてほしい、お土産に買って行ってほしいお店を3店紹介します。
◆まほろば大仏プリン本舗
500mlというビッグサイズのプリンが一押し。500mlというとペットボトル1本分。
卵の味がしっかりとし、甘すぎずぺろりと食べられてしまいます。「そんなに食べられない」 という方もご安心を。ミニサイズのプリンも置いています。味も大和茶や地酒など、奈良らしいものを数種類置いています。お店の前で食べている人も見かけますよ。
◆きなこだんご たまうさぎ
生まれも育ちも奈良、生粋の奈良県民の友人一押しがこちらです。置いてあるのは黄な粉団子のみという潔いお店です。5本で385円、10本で785円という、観光地らしからぬ価格です。京都にはこんな価格のお土産はありません‼味はとっても素朴。だけど優しい甘さ、噛みごたえがあるようですっと口の中に溶けていく独特の触感でどんどん手が出てしまう一品です。
雑誌などにはあまり載っておらず、奈良土産としての認知度は低いですが、奈良県民の愛する真のソウルフードです。
◆千壽庵吉宗
こちらのわらびもちは私の一押しです。奈良に行くたびに必ず買って帰ります。わらびもちは色々な場所で買えますが、私はこちらが一番おいしいと感じます。触感がとてもよく、のどを通り抜けるまで美味しいです。日持ちの短いものと、パックされている日持ちの長いものの2種類ありますが、ぜひ日持ちの短いものを選んでください。パックのものになると、かなり味が落ちてしまいます。
地点①:東向き商店街
毎年新しいお店ができ、とてもおしゃれになってきました。お土産屋さん、お食事処、カフェがあります。お店を覗きながらぶらぶらするのが楽しいです。奈良に奈良漬屋さんはたくさんありますが、東向き商店街の中にある『山崎屋』さんが観光客の方に1番人気なように感じます。おそらくどこの観光雑誌にも載っていない私のお勧めのお店が居酒屋の『一条』です。ランチもやっていますし、お値段がお手頃でとても美味しいです。飲むときは必ず『一条』でした。なぜ東向き商店街かという名前かというと、東に興福寺があり、その昔絶大な力を持っていました。そのため、興福寺にお尻を向けるのは失礼と、すべてのお店が東を向いていたからだそうです。豆知識でした。
地点②:采女神社
東向き商店街を抜け、東に進むと右手に猿沢池が見えてきます。見えてきたと思ったら首を完全に右に向けてください。それが采女神社です。あまりにもひっそりとしているので、私も奈良に暮らし始めた当初は気付かなかったほどです。普段は中に入ることも出来ず、縁起物の販売もしていないため、かなり知名度は低いです。
しかし、こちらは知る人ぞ知る縁結びの神社です。9月~10月の中秋の名月の日に『采女祭り』が行われ、その日は一般開放されます。また縁起物の販売も行われますので、この日を狙ってみてはいかがでしょうか。さて、境内に入るとある違和感を感じるはずです。あなたはそれが何か分かりますか?
地点③:興福寺
猿沢池を背にすると階段が見えます。そこを上がると興福寺です。まず目に入るのが五重塔です。
これを下から眺めるのがとても好きです。日本に2番目に高い塔で、とても力強さを感じます。730年に建立されてから5回も再建されてはいるものの、およそ600年前からここにこの姿で立っているのかと思うと、人の命は短いのに、人が魂を込めたものは、何世代分も生きるのだなぁとしみじみ感じます。興福寺といえば阿修羅ですが、お金がかかるので国宝館には入りません。まだ見たことのない人はぜひ一度は行ってみてください。阿修羅像が有名ですが、『千手観音菩薩立像』の迫力ある姿と、貴重な白鳳時代の『仏頭』にもご注目ください。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません