【就職活動】コミュニケーション力は使ってはいけないキーワードNO1

2018年10月26日

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自己PRであなたは何をアピールしますか?行動力、決断力、対応力…色々あるかと思いますが、社会人で1番必要とされるのが間違いなくコミュニケーション能力です。
トレーダーなどの特殊な仕事は除いて、コミュニケーションを必要としない仕事はありません。しかし、就職活動では禁句です。


◆コミュニケーション力があるという時点で「ない」

コミュニケーションというのは、相手の意図していることを汲み取り、自分の思いを相手に気持ちよく受けってもらうことで、円滑に仕事をすすめられる能力を指します。
面接官の立場になってみてください。コミュニケーション力があります!と言われると少し戸惑いませんか?
自分の考えを断定的に相手に押し付けるような印象を与えます。つまり、コミュニケーション力があると言ってしまった時点で、コミュニケーションの取れない人だなと受け取られてしまいます。

◆コミュニケーション力アピールの失敗例

とある商社の人事の方に聞いた話なのですが、面接で「留学していたので英語でコミュニケーションを取るのが得意です」と言った就活生がいたそうです。
「じゃあ彼(隣に座っている面接官を指して)と英語でコミュニケーションを取って」と言ったところ、

就活生:Hello.
面接官:Hello.
就活生:…
面接官:…

で終わったそうです。就活生が面接官に話しかけていくというのは無理があるので面接官は意地悪なのですが、彼のアピール方法ではこなっても仕方のないことです。

◆コミュニケーションという言葉を使わずにエピソードで伝える

彼の場合、留学先で言葉の壁だけではなく、文化の壁もあり中々仲良くなれずに孤独を感じて辛かったが、それを仕方のないことだと思っている自分に気づき、自分の考え方を変えることで交流を深めていった、というようなエピソードを話せば、英語が得意であることだけでなく、自分で試行錯誤して答えを導き出せる人間ということもアピールが出来ます。
思わず聞き入ってしまうようなエピソードを話しましょう。もちろんバイト先、部活動の話でもいいのですが、もめ事をまとめましたくらいでは弱いので、自分の経験をしっかりと振り返ってみてください。きっと面白いエピソードがあるはずです。

◆実はアピールしなくていい能力

面接官の質問に過不足なくきちんと答えることが何より大切です。質問の意図と微妙にずれた回答は多いです。
面接官の質問の意図をしっかりと汲み取り、正確に答えることが何よりもコミュニケーション力の高さを表します。
ですので、コミュニケーション力はあえてアピールする必要はないのです。限られた面接時間では、あなたの他の能力をアピールし、面接時間全体を通してあなたのコミュニケーション力を伝えましょう。


Posted by 管理者KUN