那須塩原名物『とて焼』はわざわざ食べに行く価値あり??
那須塩原の新名物のとて焼について、観光客目線でのリアルな感想です。
◆とて焼とは?
薄いどら焼きのような生地をクレープのように巻いた食べ物です。
明治後期に温泉街の交通機関であった『トテ馬車』についていたクラクション(ラッパ)を模した形のため、その名がつけられました。
塩原温泉街の飲食店や旅館が、町おこしのための新名物として2012年に開発しました。
◆スイーツから変わり種まで13種類
クレープに近い食べ物なのですが、面白いことにカフェや甘味屋さんだけでなく、お蕎麦屋さんやお寿司屋さんまで参加しています。
とて焼の食べ歩きマップによると、販売店では「のぼり旗」を出しており、売り切れの場合も、売り切れの「のぼり旗」が出ているということです。
しかし、実際に行ってみると、「のぼり旗」を出している店は3店舗だけ。どこが対象の店舗か車で走っていては見つけられません。
本当に町おこしをしようとしているのかな…と感じてしまいました。
◆味は…
私がいただいたのが、くだもの屋カフェ『藤屋』さんの【フルーツパフェとて(500円)】と、和カフェ『栄太楼』さんの【きまぐれなとて(500円)】です。
どちらも店先に看板を出していたのですが、注文すると「あ、はい」という気のない返事で、わざわざ食べに来たのにそんな対応なのかとがっかりしました。
とて焼は、大:直径16㎝前後、小:直径12㎝前後の2種類のサイズがあり、お店によって扱いが異なります。
私がいただいたのは大のお店なのですが、思ったよりも小さかったです。
生クリームなど冷たいものを包むのに、ラップに包まれた生地をレンジでチンしていたので、いつ焼いた生地なのだろうとも考えてしまいました。。。
もちろんおいしいのですが、同じ値段だったらクレープの方がおいしいかなと思いました。
もっと町おこしとして全体が盛り上がっていれば、街歩きが楽しく、わざわざ来る甲斐があるかと思いますが、町としてやる気があまり感じられなかったので、私は二度目はないと思います。
◆駐車場情報
各店に駐車場はあるのですが、店先の空いたスペースのお店が多く、狭くて停めにくいです。
また、どこのお店で食べるか迷っている方は、塩原温泉旅館協同組合横の無料駐車場に停めて街歩きをするのが便利です。
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