スリランカで行かなくても良かったと思うところ

2018年12月9日

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表題の通り、今回は少しマイナスなお話を書かせていただきます。スリランカは物価が安い割には、外国人観光客を相手にした施設の入場料がかなり高いです。
せっかくなのでと色々回ったのですが、施設入場料の合計を見てびっくり。個人的には、行かなくてもよかったかなぁと思う場所をシェアさせていただきたいと思います。

◆ダンブッラ

アヌラーダプラに行くのであれば、ダンブッラは行かなくてもいいのではないかなぁと感じました。
行ってガッカリという訳ではないですが、時間とお金を考えると、削る選択肢にあがりました。
アヌラーダプラと違い、地元の人もほとんど訪れておらず、仏像などにあまり興味のない私たちですと、ウォークスルーするだけのようになってしまいました。入場料は1人1500円ほどです。

◆キャンディアン・ダンス

歌舞伎などとは違い、スリランカ人の心に根付いていない観光客用のショーという感じで私はあまり楽しめませんでした。
自論にはなってしまうのですが、その土地の文化、心に根付いていたり、地元の人に親しまれているものに触れることが、外国旅行の醍醐味だと思います。

◆ピンナワラのゾウの孤児院

川で水浴びをするゾウの姿が有名ですが、それは1日2回だけ。
後の時間は柵に入れられ、日本の動物園とあまり変わらない印象を受けました。お金を払えば、ゾウに餌をあげたり、一緒に写真を撮ったりすることが可能です。
入場料が2500円と高額、何をするのも有料で、孤児院という響きはいいですが、外貨獲得のための施設という印象が強かったです。ゾウを保護しているイメージだったのですが、お金の話ばかりされ、少しショックでした。


◆アーユルヴェーダ

日本ではエステの一種としてアーユルヴェーダは知られていますが、本当のアーユルヴェーダは医療です。
外的な面だけでなく、摂取するものや、精神面も重視し、体のバランスを整えるというもので、医師と面談をし、必要なケアを行います。
ただのマッサージではなく、本格的なアーユルヴェーダの背術を受けることを楽しみにしていたったのですが、結果は残念でした。
きちんとしたアーユルヴェーダを受けたい場合は、専門リゾートに数日間滞在することをお勧めします。

私が訪れたアーユルヴェーダは、まず医師の問診があったのですが、聞かれた質問は、疲れやすいかなど簡単なもの3つだけ。
だいたいみんな同じ答えになるようなもので、本当に医師だったのか疑問です。そして父も母も私も同じコースを勧められました。
着替えて、スチーム風呂に入り、マッサージ、パック、そしてシャワー。観光客はみな同じコースを受けているようでした。
アジアではよくあるのですが、マッサージ中、スタッフ同士で大きめの声でおしゃべりをしているので、リラックス出来ませんでした。
着替えの服やタオルはじっとりとしていて衛生的でありませんでした。これで日本とあまり変わらない値段だったので、これだったら日本で受けた方がいいなと思いました。
私の体の何を見たのか、終わった後はお茶や薬などをしきりに勧められ、かえって疲れてしまいました。

アーユルヴェーダに行かれる場合は地元の人のおすすめよりも、観光客の口コミを信じ、価格よりも質を重視することをおすすめします。

お寺は入場料が平均して1人2500円とかなり高額で、入場する際に靴預かり料もかかります。また、炎天下の中、裸足でかなりの距離を歩くことになります。お寺を検討されている方は、吟味して選ばれた方がお財布にも体力的にもいいのではないかと思います。

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Posted by 管理者KUN