アメリカと日本の子育ての違い~叱り方~

2018年12月8日

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こんにちは!妻のMEMです。

私はアメリカのホームコメディドラマ『フルハウス』がとても好きです。
子供の頃は、自分にも3人のパパがいたらなぁという目線で、今では子育てをする親の目線で観ています。
今回はその中で見つけた子供の叱り方の違いについて書きたいと思います。

子供が悪いことをしたとき、どうしますか?
年齢によって違うと思いますので、小学生をイメージしてみてください。

「こら!なんてことをしたんだ!!」と怒鳴ることが多いのではないでしょうか。
サザエさんを観ているとカツオ君はいつもそうやって怒られていますよね。
私は一応女であるため、父から殴られることはありませんでしたが、兄は父にぶたれていました。
父を最も怒らせてしまったときは、「もううちの子じゃない」と家を追い出されました。
子供の頃は、本当に追い出されることはないということが分からないため、怖くて怖くて泣きながら謝りました。今では家を追い出すなんてことはないだろうと思っていたのですが、先日学童保育の小学生の子が「昨日いたずらしたらパパに家を追い出されちゃったの」と言っていて、今でもあるのだなぁと思いました。
私は経験がないのですが、サザエさんを観ていると、物置に閉じ込めるなんていうのもありますね。

アメリカでは上記のほとんどが虐待に当たります。
小学生の子が子供だけで歩いていただけで処罰の対象となるので、家を追い出すなんてもっての他です。そんなことをしたら、おそらく警察に捕まるでしょう。
子供を怒鳴りつけることもありません。なぜなら、子供も1人の人間として認識しており、一方的にまくしたてることはないそうです。

preschool

それでは、アメリカではどのように子供を叱るのか。
まず、子供の目をしっかりと見て、自分の部屋に行きなさい、と一人で冷静に考えさせます。このときこちらも必ず冷静に言います。こちらが感情的になったら子供も感情的になってしまい、考えることが出来なくなるからです。そして子供としっかりと向き合い、「なぜ怒ってるか分かる?」「どうするべきだったと思う?」と、自分の気持ちを言うのではなく、子供にしっかり考えさせます。
一方的に怒鳴りつけるのではなく、対等に話すことで子供の精神年齢が上がり、また信頼関係が生まれるのです。

日本のやり方が良くないのかどうかは分かりませんが、私はいつも両親とお互い感情的にぶつかってしまうことが多かったので、アメリカ式を取り入れてみたいなと考えています。

Posted by 管理者KUN