【チェコ】人とは少し違う旅をしたいツウな人へ 天井も床も骸骨だらけの教会

2018年12月8日

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こんにちは!妻のMEMです。

チェコはバスも鉄道も便が良いため、プラハから日帰りで様々な都市へ行くことが出来ます。
美しいプラハだけでは満足できない方は、クトナー・ホラの墓地教会へ行ってみてはいかがでしょうか。。普通の教会との違いは、教会の内部が骨で出来ているところです。無数の人の骨で・・・

◆アクセス

 プラハからクトナーホラへは、鉄道もバスも便利です。

鉄道

 プラハ本駅(Praha hl.n.)からクトナーホラ本駅(Kutna Hora hl.n)まで、
 1日10~11便、所要1時間、乗換なし、2等100㌝~

バス

 プラハバスターミナルからクトナー・ホラバスターミナルまで、
 1時間1本、所要1時間、100㌝~

 墓地教会は鉄道駅が近いですが、旧市街へはバスターミナルの方が違いです。
 歩いて30分ほどの距離です。せっかくなので旧市街もぶらぶらされることをお勧めします。
 ですので、バスでも鉄道でも、滞在先から行きやすい方法でいいかと思います。

◆料金

 90㌝(約450円)
 日本語のパンフレットを無料で貸してくれます。

◆見どころ

クトナーホラ

足を一歩踏み入れると、そこは見渡す限り骨、骨、骨。うかつに壁に手を掛けると骨を触ってしまいそうです。そして骨がインテリアのように綺麗に飾られているのです。燭台やシャンデリアなども人の骨で組み立てられています。
 頭蓋骨だけでなく、あばらや骨盤もあります。人のほぼすべての骨が使われているそうです。

 シャンデリアは圧巻です。
 人の骨をうまく組み合わせるとこんなにもゴージャスなシャンデリアになるのかと…デザインした人がすごいと思いました。

クトナーホラ

 最奥にあるのがシュヴァルツェンブルク家の紋章です。非常に繊細です。
 約4万人もの人の骨で教会全体が飾られているそうです。

◆どういった場所なの?

 この地域に住む修道院院長が、エルサレムの聖墓の土を持ち帰り、ここに撒いたそうです。
 以来、ボヘミア地方ではここが聖地とされ、各地から骨が集まったそうです。

 写真を見て、気味が悪いと感じられた人も多いかと思います。
 しかし、実際に見てみると、まったくそのような気持ちは湧いてきません。
 みな、ここで安らかに眠っているのでしょう。こちらには「メメント・モリ」というメッセージが込められています。
 「死を思え」という意味です。人は死を避けることが出来ません。必ず、やってくるものであり、骨は必然の自分の将来の姿なのです。

クトナーホラ

Posted by 管理者KUN