【チェコ】人とは少し違う旅をしたいツウな人へ 天井も床も骸骨だらけの教会
こんにちは!妻のMEMです。
チェコはバスも鉄道も便が良いため、プラハから日帰りで様々な都市へ行くことが出来ます。
美しいプラハだけでは満足できない方は、クトナー・ホラの墓地教会へ行ってみてはいかがでしょうか。。普通の教会との違いは、教会の内部が骨で出来ているところです。無数の人の骨で・・・
◆アクセス
プラハからクトナーホラへは、鉄道もバスも便利です。
鉄道
プラハ本駅(Praha hl.n.)からクトナーホラ本駅(Kutna Hora hl.n)まで、
1日10~11便、所要1時間、乗換なし、2等100㌝~
バス
プラハバスターミナルからクトナー・ホラバスターミナルまで、
1時間1本、所要1時間、100㌝~
墓地教会は鉄道駅が近いですが、旧市街へはバスターミナルの方が違いです。
歩いて30分ほどの距離です。せっかくなので旧市街もぶらぶらされることをお勧めします。
ですので、バスでも鉄道でも、滞在先から行きやすい方法でいいかと思います。
◆料金
90㌝(約450円)
日本語のパンフレットを無料で貸してくれます。
◆見どころ
足を一歩踏み入れると、そこは見渡す限り骨、骨、骨。うかつに壁に手を掛けると骨を触ってしまいそうです。そして骨がインテリアのように綺麗に飾られているのです。燭台やシャンデリアなども人の骨で組み立てられています。
頭蓋骨だけでなく、あばらや骨盤もあります。人のほぼすべての骨が使われているそうです。
シャンデリアは圧巻です。
人の骨をうまく組み合わせるとこんなにもゴージャスなシャンデリアになるのかと…デザインした人がすごいと思いました。
最奥にあるのがシュヴァルツェンブルク家の紋章です。非常に繊細です。
約4万人もの人の骨で教会全体が飾られているそうです。
◆どういった場所なの?
この地域に住む修道院院長が、エルサレムの聖墓の土を持ち帰り、ここに撒いたそうです。
以来、ボヘミア地方ではここが聖地とされ、各地から骨が集まったそうです。
写真を見て、気味が悪いと感じられた人も多いかと思います。
しかし、実際に見てみると、まったくそのような気持ちは湧いてきません。
みな、ここで安らかに眠っているのでしょう。こちらには「メメント・モリ」というメッセージが込められています。
「死を思え」という意味です。人は死を避けることが出来ません。必ず、やってくるものであり、骨は必然の自分の将来の姿なのです。
地球の歩き方(A26(2018〜2019年版)改訂第23版 チェコ/ポーランド/スロヴァキア [ 地球の歩き方編集室 ]
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