道路にゴミ袋が置かれているのは日本だけ?!町にもっと美意識を

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こんにちは!妻のMEMです。
私は朝の散歩が大好きなのですが、気になることが1つ。町のゴミステーションです。

マンションはコンテナやボックスでゴミが外から見られないようになっていますが、一軒家の人が利用する町のゴミステーションは、ゴミ袋にネットをかけただけのところが多いように感じます。見た目に美しくないと思います。最近はカラスがゴミを荒らすのをあまり見ないですが、ネットをかけられたゴミの近くにはよくカラスがいます。
アメリカ人の友人も、日本を訪れた時に道路沿いに積まれるゴミ袋を見て「日本は綺麗だと聞いていたのにこれではまるで発展途上国だ」と驚いたそうです。

アメリカもヨーロッパも、ゴミ袋はきちんとコンテナに入れられており、外からゴミ袋が見えることはありません。アメリカは各家庭ごとにコンテナがあり、ヨーロッパは日本のように地域単位でコンテナがあるのですが、統一されているので見た目もごちゃごちゃしませんし、回収の人も楽そうです。ヨーロッパでは、クレーンでコンテナを持ち上げてゴミを回収しますが、日本ではゴミ回収の方が一生懸命投げ入れています。何でこの人がこんな大変な思いをしなくちゃいけなくて、何で誰も大変だから改善しなきゃと思わないのか。。。

ゴミステーションにネットをかけるのではなく、大きなコンテナを用意すれば、見た目にも汚くないし、カラスにゴミを荒らされることもなく、回収の人も楽なのに。色々なものが発達しているのに、全く進歩せず放っておかれているところがたくさんある日本。

理想はスウェーデン。ストックホルムでは町の地下をゴミを回収するバキュームパイプが走っているそうです。町のゴミ箱とバキュームパイプが繋がっており、ゴミを捨てると全自動でゴミ処理場へ運ばれます。これでゴミ用コンテナもゴミ収集車も必要ありません。

スウェーデンでは、ゴミは大きく7つの種類に分別され、それぞれゴミ袋の色が異なります。ゴミは分別しますが、捨てるゴミ箱は一つ。え?じゃあ何で分けたの?となりますが、何とゴミ処理場で機械がビニール袋の色を認識して分けてくれるそうです。何て便利!私の地域では燃えるゴミの回収が週に2回なので、夏場に生ごみを家で保管して異臭に悩まされることがありますが、スウェーデン方式ならばいつでも捨てられます。

日本はゴミ処理に対して後進国であることを認識して、ゴミ処理の先進国から学んで変わっていく時だと思います。

Posted by 管理者KUN