サマータイムを導入するメリットは本当にあるのか
東京オリンピックを前に、日本もサマータイムを導入すべきか最近議論になっていますね。私はサマータイム導入賛成派でした。
元々早寝早起きな生活をしているので、早く会社に行って早く帰りたいと思っていました。会社にフレックス制度はありましたが、海外との会議など特別な事情がない限り禁止されていました。
また、先進国がみんなサマータイムを導入しているのに、日本は遅れているのではないかという考えも持っていました。
しかし、アメリカにステイしてみてその考えは変わりつつあります。
アメリカは西部・中部・東部で時差が1時間ずつあり、私が暮らすインディアナ州は東部(EST)に属します。東部エリアの中では中部よりだからか、日の出・日の入が遅いです。9月で、ヘッドライト無しで運転出来るようになるのが7;30頃、暗くなるのは20時頃です。
ご主人は毎朝真っ暗な中出勤し、日差しがまだ暑い中帰宅されます。サマータイムで1時間繰り上げてなければ、もう少し生活しやすいのではないかと思います。
そしてサマータイムの前後、1時間ズレるときは、体が順応するのに数日かかりしんどいと言います。
早く帰って子どもと触れ合う時間が作れるとかとも言いますが、日本は残業文化なので、サマータイムを導入しても子どもと遊ぶような時間に帰ることは難しいと思います。プレミアムフライデーが全く浸透しなかったのがいい証拠です。
個人的には、サマータイムなんて導入しなくても、定時を1時間前倒しにして7:30−16:30とかにしたらどうでしょうか。
時間そのものを変えるというのは、会社のシステムを変えたりするのに大変な労力を要し、様々なトラブルを引き起こすと考えられますが、会社の出勤時間のルールを変えるのは簡単に出来ると思います。
個人的には暗い中通勤するのが嫌なので、夏は早くから遅くまで働いて、冬は遅く行って早く帰る働き方をしたいです。そして、基本労働時間以上の時間をまとめて1年に1回残業代としてほしいです。
そしたら残業代ありきの生活を変えられると思いませんか。生活残業(忙しいからではなく、生活費のために残業すること)もなくなって、会社そのものの健康状態も良くなると思います。
私の会社は残業したい人であふれかえっており、働き方改革なんて社員がする気全くありませんでした。
少し話はそれてしまいましたが、サマータイムを導入した後に、やっぱり合わないやとすぐに辞めるのは難しいと思います。他の先進国から一歩遅れたことを強みとして、じっくりと是非を検討していただきたいと思います。
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