日本と比較にならないほど政治関心が高いアメリカ
テレビでアメリカの大統領選挙の様子を見るたびに、私は違和感を感じていました。
トランプ大統領の後ろにいる応援団は誰??
なんであんなに一生懸命なの?
私は国民の義務のひとつとして一応選挙には行きますが、あまり意味がないと思いながら投票しています。
私の一票で選挙結果に影響はないと考えているのではなく、どうせ誰が当選したって自分たちの暮らしは良くならないと感じているためです。
政治家は私たち国民のことを考えているのではなく、自分たちの政治生命しか考えていないと感じています。
選挙シーズンの時には、政治家の口から出る綺麗事や他の政党の悪口を聞いて
とてもしらけた気持ちになります。
なぜアメリカはあんなに選挙で盛り上がるのか、なぜ国民があんなに一生懸命になれるのか。
私はそれが直接選挙だからだと思っていました。自分たちで大統領を決めることが出来、大統領によって国が大きく変わるからだと。
しかし、アメリカの政治関心の高さは大統領選だけではありません。
月に一度の市議会には多くの一般市民の方が足を運び、立場とか関係なく一緒になって議論を交わしています。私も出席させていただいたのですが、政治は議員が決めるものと思っていたので、みんなが積極的に意見を出すのにとても驚きました。
市役所へ行くと、税金がどのように使われているのか、資料の公開を求めたり
内容について質問している人を見かけます。
自分たちの税金がどのように使われているか知り、どのように使うべきか意見するのは当然の権利だと言っていました。
きっと日本でも税金の使い道などは市役所へ行けば公開してもらえるのだと思います。しかし、私はそんなことしようと思ってもいなかったのです。
どうせ税金は無駄遣いされている、そう思いながらも関心を向けていなかったのです。議員がどうせ勝手に決めちゃうんだからと、勝手に諦めていたのです。
日本は自分たちで自分たちの権利を放棄しているのかもしれません。
どうせ何も出来ない、ではなく、まずは関心を持つことから始めなければいけないと強く思いました。
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