投げられなかった新聞、届かない郵便

2018年12月2日

新聞

アメリカのドラマや映画で、新聞配達のバイトの子が新聞を庭先に放り投げるのを見たことありませんか?私はそれをちょっと見たいなぁと思っていました(笑)。お金出して購読しているものを放り投げるって面白過ぎませんか?

しかし、私のステイする町も隣町も、新聞はきちんと郵便受けに入っています。少し残念。



けれども、新聞が郵便受けにきちんと入っているのも理由があります。配達員が効率的に動けるように工夫されているのです。

1.新聞受けが道路添いにある

新聞受けは道路沿いにあるため、配達員は乗り物から降りる必要はありません。しかも、道路の片側しか郵便受けを置いていません。反対車線側にある家の人は毎朝道路を渡って新聞を取りに行かなければなりませんが、配達員の人がジグザグ動く必要がないのです。

2.郵便受けがオープン

郵便受けにはフタがありません。誰でもひょいと取れてしまいますが、配達員の方もひょいと入れられるので楽なのです。

3.広告がない

こちらの地域では新聞広告がありません。ですので新聞が非常にコンパクト。郵便受けに入れやすいです。

配達員の方がポストに入れるのが苦ではないため、庭に投げられるということがないのです。

しかし、郵便は家に届きません。新聞も郵便も日本では郵便受けに入っているので忘れていましたが、別の会社ですものね。

郵便は町の郵便局に集まり、それぞれの家庭のボックスに入れられます。そして自分たちで取りに行きます。一件一件鍵が与えられており、夜間でない限り自由に取りに行けます。

何か届いていないか毎日チェックしにいかなきゃいけないなんて面倒!

と思ったんですが、それで郵送代が安くなるならいいなと思いました。我が家の郵便受けに入っているのはダイレクトメールばかりで、必要なものはほとんどないので;

日本では、利用者にとってどんどん便利になっていきますが、最近になってようやく、そのことによって仕事で辛い思いをしている人が大勢いることが明らかになってきました。便利さの追求から少し離れ、自分たちで新聞や郵便を取りに行くくらいの余裕を私たちも持ちたいものです。


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Posted by 管理者KUN