ゴミ箱から環境意識を考える
田舎育ちの私は、生ゴミは可燃ゴミとして捨てるのではなく、コンポストに入れて肥料にするものだと思っていました。子供の頃はコンポストって悪臭がして嫌だったのですが、ゴミを減らすことが出来る素晴らしいものだと思いました。
ゴミの分別方法は地域によって違うと思います。アメリカも地域によってかなり差があるようです。私が暮らす小さな田舎町はゴミの分別がありません。燃えるゴミ、金属ゴミ、ビン、すべてひっくるめて「ゴミ」です。
ある程度の分別が習慣になっている私たちからすると、何もかもが捨てられたゴミ箱をみるととても違和感を覚えます。
ジャムの入った瓶は洗わないまま、賞味期限が切れた調味料は中身を捨てないままゴミ箱へ。
郊外にリサイクルセンターがあって、そこですべてのゴミは分別されているので問題はないということ。
田舎で仕事がないので、こうやって雇用を作り出すことも大切なのかもしれません。しかし、誰かがやるからいいやではなく、環境に対する意識を一人一人が持つようにするのが大切なのではないかなぁと感じます。
プラスチックストローもカメなどの被害の映像から、ストローをやめなきゃという意識が広まっている気がしますが、カメだけでなく地球そのものを破壊している意識が薄いと感じます。環境に対する意識はとても大切だと思います。
しかし、家電ゴミは日本の方が多いのではないかと思います。アメリカの家庭をいくつか見させてもらいましたが、どこも古い家電を長く使っています。
実は私は最近トースターを捨てました。ヘルシオを買ってトースターがなくてもパンが焼けるようになったからです。壊れたからではありません。
あと、炊飯器を捨てました。家電屋さんで1番安いものを8年間使ってきたのですが、お釜がだいぶ禿げてきたからです。ご飯は普通に炊けます。
この2つの家電を捨てるときにとても葛藤がありました。まだ使えるものを捨てるのはどうなのかと。しかし、ほしい人もいないでしょう。
断捨離という言葉が数年前に流行ってから、今でも雑誌を見ていると捨てることで部屋の整頓をすることを推奨する記事を見かけます。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません