食洗機への思いが消えていったアメリカ

2018年12月2日


私は生家に食洗機があったのですが、軽く洗ってから入れないといけないからめんどくさい!と母が全く使わなかったため、食洗機なんていらないものだと思っていました。
しかし、数年前にヨーロッパのアパルトマンで食洗機を使った時、これは素晴らしいと感動してしまいました。

油でべっとり汚れたお皿も綺麗になり、フライパンまでも汚れがきちんと落ちたのです。しかもツルッツルのピカッピカッ!
食洗機の中で食器は乾いているので拭く手間もなければ、自然乾燥のように埃をかぶることもありません。

そもそも食器を洗うスポンジはキレイなのかということに疑問を持っていました。
汚れは落ちても菌は落ちているのか。スポンジを使わない食洗機はとっても衛生的!



そして洗剤のパワーもまったく違うんですよね。手荒れのことを考えて一般的な食器用洗剤はお肌に優しく出来ているのですが、食洗機用の洗剤は人の手の心配をしなくていいので大変強力です。

食洗機はなんと素晴らしいことばかり!海外では食洗機は当たり前のアイテム。
無い方がおかしい!新居では絶対に食洗機をつけるぞ!と思っていました。

しかし、アメリカで食洗機生活をしているうちに、食洗機が少し嫌になってきました。

とにかく入れるのがめんどくさい。計算して入れないとうまく入らないです。
一旦別の容器に入れて、こうやったらいい感じに入るかなぁと考えながら入れます。
フォークはここに立てて、小さいものは上の薄い場所に入れて…ってめんどくさい!

1日に何回も洗うと勿体無いのでいっぱいになってからまわすのですが、すぐに洗わないのでなんか食洗機の中が臭い。
これが何よりも嫌です。ヨーグルトやサワークリームのスプーンがあると最悪です。

アメリカは排水管が大きいのかカスもすべて流してしまっているようですが、日本の食洗機は食べカスを取ったり定期的なお手入れが必要だそうです。

スポンジや食器が見えないキッチンの光景は魅力的ですが、使ったものはすぐに手洗いして片付けてしまうのがいいのかなぁと思いました。子供と一緒に食器を洗ったりするのにひそかに憧れています(笑)

私の小さな夢がなくなったお話でした。


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Posted by 管理者KUN