アメリカの食生活で学んだ噛んで食べることの大切さ。食べる量を減らしたければよく噛め!
ダイエットで、「よく噛んで食べなさい。噛むと満腹中枢が働いて、少ない量でお腹がいっぱいになるから食べる量を減らすことができます。」とか聞きますよね。
私はそれを信じていませんでした。よく噛もうが噛もまいが、胃が満腹じゃなきゃ満腹に感じるはずがないと思っていました。
しかし、アメリカに来てみて噛むと満腹感の繋がりを大いに感じました。
先日の夕飯はこんな感じでした。
ビスケット(クッキーみたいなやつじゃなくてKFCのビスケットみたいなの)、ひき肉の煮込み、ハッシュドポテト、インゲンの煮込み
ビスケットとハッシュドポテトのおかげでカロリーは十分です。
高カロリーなのは分かっているのに、なぜか満足出来ないのです。なんかもうちょっと欲しくなるのです。
それが毎日です。カロリーを普段よりも十分に摂取していて、普段よりも運動量が少ないのに、なぜ毎日お腹が空くのか分かりませんでした。
ふと、ほとんど食事で噛んでいないことに気づきました。
ハッシュドポテトは柔らかいのでほとんど噛む必要がありません。
定番のマッシュポテトは初期の離乳食のようになめらかで、噛むどころか飲み込むような感じです。
フライドポテトも野菜と比べると噛む回数は極端に少なくなるのがご想像いただけると思います。
付け合わせの冷凍野菜はほやんほやんです。
ビスケットもご飯と比べると簡単に喉の奥へと流れていってしまうのです。
忙しいアメリカ人のメインは、煮込むだけ・オーブンで焼くだけの料理が多いです。トロトロなのでこれまたほとんど噛みません。
きちんと噛まない食事だといくらカロリーを摂取しても満足がいかないのです。
よく噛む食事の大切さを実感しています。
アメリカの食事だと噛もうと思ってもなかなか噛めないので、普段から歯をしっかり使う食事が重要です。そしてあまり噛まずに食べてしまうくせのある方は、ぜひ見直してみてください。
きっと違いを感じられると思います。
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